機械化できていない商品でも「こういう物が作りたい」とご相談いただければ、マニュアル化まで一緒に製作して参ります。
弊社会長は、よく「神様はできる仕事しか回して来ない」と言います。確かに山田製作所に「スペースシャトルを作ってくれ」という依頼は来ません。ですから、お客さまから頂くご要望は、たとえ一見無理に見えたり困難に思えたりしても、「山田なら実現可能な依頼だからこそ来るのだ」と捉え、まず「できるようにするためにはどうすればいいか」を考える前向きな姿勢も山田の強みです。 「せんべい」、「まんじゅう」といった既存の名前がついた菓子でなくても大丈夫です。「粉を混ぜて、はさんで焼く」という工程のある食品および菓子の製造に関しては、まずご相談ください。今までにない新製品を創るお手伝いができることを楽しみにしております。

山田製作所の焼成機には標準機がありません。お客さまが欲しい機械に特化してオーダーメイドすることを原則としております。 標準機をつくらないことで、貴社の独創性と弊社の技術力を新しい形で組み合わせていくことができます。また絶えず研究を重ね技術革新をすることで海外製品とも差別化ができます。トラブルも課題化し克服することで技術への糧にしてきました。 型づくりには以前は鋳物を使っていましたが、現在はコンピュータで削り出しをおこなっています。より早くより精密な型を製作することができ、商品の入れ替わりが激しく、スピード性の重視される現代にマッチした商品提供を実現しています。

有名原材料メーカーと協力しており、製造機械という【ハード面】とレシピという【ソフト面】までご提案できます。生産性とおいしさを両立するため、機械が安定する生地づくりを実践しております。生地に加える1gの水にもこだわり、パティシエの方にアドバイスをいただくこともあります。懇意にしている原材料メーカー企業があることも山田の強みです。
現在までに、他業種業界の方がチーズケーキやワッフルなどの焼き菓子で製菓の業界に進出されました。お気に入りのパッケージをお持ちいただき「ここに入れられるお菓子ないかな？」というご相談も可能です。地方活性化のためのお土産開発などの案件もお任せください。

一時間に最大２万個のたこ焼きを作り出すことができる全自動たこ焼き焼成機は、主に国内の冷凍食品工場に納入されております。冷凍食品のたこ焼きパックとしてスーパーマーケットなどの店頭に陳列されており、国内シェアは９５％を占めております。はじまりは、ソースメーカーからの要請があり、「型」作りのノウハウを活かし、全自動たこ焼き焼成機の開発に着手しました。生地をかき混ぜ、成形、焼く等の全工程を自動化して、大手冷凍食品メーカーに１号機を納入し、自ら市場をつくりあげるパイオニアとなりました。

職人のこだわりや手焼きの風味など、お店独自の味を正確に再現しつつ、オートメーション化し、食材ロスを少なくするラインを考案します。そのために綿密な打ち合わせを重ね、現場の構造や設置場所も調査します。職人の味や技を数値化する事で、安定して製造できるようになるまで何度でも試作を重ねます。